2022年12月9日に金曜ロードショーで放送される続編『天使にラブソングを2』ですが、ラストの校内コンサートの演技にて黒人の男の子が高音を歌うシーンに対してアドリブor台本通り? どっちなのか論争があるようです。
ウーピーバーグ演じるデロリスが男の子の高音にビックリする表情が自然すぎて…アドリブが優勢ですが、なんとあの演技は台本通りだったことが分かりました。
そこで今回は『天使にラブソングを2』の裏話として黒人の男の子が高音を歌うシーンが台本通りな理由について迫ってみました!
『天使にラブソングを2』黒人男の子の高音シーンはアドリブじゃなくて台本通りだった?スタッフが歌唱力のある俳優を起用しただけだった!
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有名だろうけど「天使にラブソングを2」の今やゴスペルの代表格な「Oh happy day」その最後でソロを歌うアマール(ライアン・トビー)が聴かせる高音が実はアドリブで、振り返るデロリスや観客の反応はガチだった。ってのかな。どーでもいいけどちょっとハライチに似てるよね pic.twitter.com/8ZA0WCTkPJ
— OPERA (@Snautiger_) May 21, 2021
2022年12月9日に放送される続編『天使にラブソングを2』ですが、ラストの演技に注目が集まっています!
簡単に『天使にラブソングを2』のあらすじを振り返ると
前作の事件から1年後。デロリスはラスベガスで成功を収め、二流スターとして忙しい毎日を送っていた
ある日のこと。聖キャサリン修道院で知り合ったシスターの内、特にデロリスと仲が良かったメアリー・ロバート、メアリー・パトリック、メアリー・ラザラスの3人がデロリスの元を訪ねてくる。デロリスは再会を喜び合いつつもどうにも歯切れの悪い様子の彼女たちの様子を見て訝しむ。シスターたちは社会奉仕先の聖フランシス高校の悪童たちに手を焼き皆疲れ切ってしまっていること・・・
引用:wiki
今回のストーリーは前作から1年後を舞台にデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)が荒れた生徒が多い聖フランシス高校で音楽クラスを持つことになります。そして手の付けられない生徒に悪戦苦闘しながらも音楽を教えていくというストーリー!
そして問題の注目シーンがこちら!
『天使にラブソング2』の終盤で生徒が合唱するシーンがありますが、話題になっているのは動画の2分39秒当たりで黒人の男の子が高音の裏声(ファルセット)を披露するシーン。こちらのシーンが”アドリブなのでは?”と噂されています。
天使にラブソングをって何年たっても面白いな✨
来週ある2の男の子が高音を出すところがアドリブでウーピーが本気で自分ビックリしたエピソード大好き— 陽介@MZDAO (@youtake729) December 2, 2022
高音を出す黒人の男の子にデロリスや周りの観客がビックリするシーンがあり、これは男の子のアドリブに本気で驚いているのでは?という噂があるようです。
ただこちらのシーンですが、結論から言うと・・・アドリブではなく、ちゃんと台本通りの演技だったそうです。
なぜ黒人の男の子の高音がアドリブと噂されたのか?その理由は黒人の男の子の役柄にあります。
『天使にラブソングを2』で黒人の男の子の役アマールはアフリカの英雄シャカズールの誇りを抱き続けている少年で、白人から黒人の有意性について主張するとても情熱的な男の子でした。
最初は大きな声を出せませんでしたが、デロリスとの特訓によって上達していき高音域が歌える姿が描かれています。そしてラストシーンの校内のコンサートでソロパートを任せられるほどに成長‼
ただ黒人の男の子アマールが披露した高音は『ホイッスルボイス』というモノで・・・
ホイッスルボイスとは人の出せる一番高い声のこと
歌声というより、奇声に近いとも表現されます。 あまりに高音のため、声というより笛の音のように聞こえることからこの名称が付いたとされています。 発声方法は特殊で難易度が高いものの、技術を身に着けることで歌にインパクトを出したり、聴衆を魅了する表現ができたりするでしょう。
このようにかなり難易度の高い発生方法。そのため、素人が練習しても出すことは容易ではありません。また映画の裏話でデロリスが黒人の男子アマールに指導したのは”たった2分”
2分の指導では習得するのも難しいと考えられます。
また黒人の男の役を務めたライアントビーは16歳の時に『天使にラブソングを2』に出演していますが、それ以前から音楽活動をしていたようでwikiには
彼のマネージャー、マービン・トンプソンはRCAレコードA&Rディレクターにライアン紹介したことから彼の音楽活動は始まる。ケニー・オルティス、最終的にディズニー&ブエナビスタ/タッチストーンピクチャーズは彼らの今後のプロジェクト、天使にラブ・ソングを2に出演する若手俳優を探していたところ、16歳の才能ある歌手/俳優を紹介された。
このように『天使にラブソングを2』のスタッフが才能ある歌手としてアマル役の黒人の男の子であるトビーさんを発掘して採用したということが書かれていました。なので元々歌唱力が高かったということが分かりますね。
『天使にラブソングを2』黒人男の子の高音シーンはアドリブじゃないと言い切れる理由を紹介!
またアドリブじゃないと言い切れる理由としては2点あります。その一つがカメラワーク問題です。動画の2分39秒あたりから見ると分かるんですが・・・デロリスが黒人の男の子の歌声にビックリする瞬間の表情が撮られています。
ただカメラワーク的に少年を映していたカメラをデロリスに向けるのって・・・至難のワザすぎるのではないでしょうか?
それもあり、台本通りの演技をデロリスとアマールはしていただけなのではないでしょうか?なぜこんな偽トリビアが噂されているんでしょうか。
この「実はアドリブで周りは本当に驚いてる」って話は以前から何度も出て来るんですけど、実際はちゃんと脚本通りなんだそうです。
アドリブだったとしたら、高音が出た直後に実際にウーピーが振り返ってる事になりますが、高音が出た場面ではそのウーピーを撮れる位置にはカメラは居ません。— 裸々 (@rara_loid) August 25, 2019
ツイッターにも同様な意見があり、台本通りだったのでは?という指摘がありますね。
そしてもう1点の矛盾点としては、修道女たちは驚いていますが、その他歌っている生徒達は誰一人驚きもせずに自分のパフォーマンスに集中している姿が撮られています。
そのことからも、このシーンはアドリブじゃないということが言い切れるのではないでしょうか?
『天使にラブソングを2』黒人男の子役を務めたライアンのその後がすごい!ウィルスミスのプロデュースもしていた!?
『天使にラブソングを2』
何度目の視聴になるか分からないほど大好きだ。
劇中歌どれも素敵なんだけど、エンディングもとても可愛いから是非最後まで見て欲しい。
序盤でアマール少年が綺麗なハイトーンを披露するシーンが実はアドリブで、演者達はリアルに驚いているんだと聞いて「へぇ〜」となった。 pic.twitter.com/h9RwOj4YJD— (@T4S5_) May 5, 2022
またアマール役を演じたライアン・トビーですが『天使にラブソングを2』に出演したその後は音楽的に成功をおさめています。
ライアン・トビーは『天使にラブソングを2』で「Joyful, Joyful」のラップ部分の作詞したり、出演後は音楽制作を中心に楽曲づくりをスタート。そして出演から5年後の1998年にはコメディアン&ラッパーとして超有名なウィルスミスと出会い、彼がライアントビーに惚れこみ、一緒に音楽制作をしています。
一緒に制作した楽曲「Miami」は2,000万枚のシングルヒット!その後もウィルスミスと一緒に何曲か楽曲制作をされています。
また1999年~2003年までCity Highという名前で活動し
こちらのWhat Would You Do?ではグラミー賞にノミネートされています。2003年以降は音楽プロデューサーに転身し、現在は完全に裏方として音楽業界に携わっているようです。『天使にラブソングを2』に出会い、音楽の才能をさらに開花させたライアントビーさんは素晴らしいですね。
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