2022年11月11日に公開された新海誠監督の新作映画『すずめの戸締まり』に登場する重要キャラのダイジンですが、その正体は一体何者なのでしょうか？
個人的にダイジンはサダイジンと比べると子供じみていて、純粋な性格ですよね。また要石から解放された際には、また要石にされることを拒むシーンも・・・。
そこで今回はダイジンの正体は何者なのか？について『神様説』と『子供の時に生贄で要石にされた説』を考察していきました！
『すずめの戸締まり』ダイジンの正体は何者？結局何がしたかったのかを考察！
ダイジン pic.twitter.com/DD1iVrWFJc
— よる (@yoru___10) November 11, 2022
2022年11月11日に公開された新海誠監督の新作映画『すずめの戸締まり』に登場する重要キャラのダイジン！
ダイジンは鈴芽が住む宮崎県の港町近くにあるは廃墟温泉リゾート『門波リゾート』に封印されていた要石で、鈴芽によって封印が解かれて自由の身になりました。要石の状態の様子はこちら！
ちょっと見づらいですが・・・要石の時は猫というより狐のような容姿をされていますよね。また鈴芽が空から落下した際は体を膨らませ大きくなることも可能なようです！
そして解放された要石のダイジンですが正直・・・何がしたかったのか？よく分かりませんよね。その理由としては敵or味方 どっちなのか？ハッキリせず、鈴芽たちの邪魔がしたかったのか？それとも味方としてサポートしていたのか？謎でした。
ダイジンは敵 了解！
— yune (@yuneyunemark) November 6, 2022
それもありダイジンに対して”結局何がしたかったの？”という疑問が一部のファンから寄せられているようですね。そこで個人的な考察としてダイジンは”一体何をしたかったのか？”を考察してみました！
結論から言うと・・・
昨夜の冒頭12分、もう一度録画観てる。
予告でダイジンが草太に「邪魔」と言ったのは、ダイジンにとって彼は自分を封印する存在=敵だからで、鈴芽に「好き」と言ったのは、あの時置物になっていた=封印されていた自分を助けてくれたから、ということになるのかな。#すずめの戸締まり— 出月彪 *Aya.Izurugi* (@tufunk_6tones) October 29, 2022
ダイジンは敵でも味方でもなく、ただ主人公の鈴芽に気に入られたかったにすぎないのかな？と思います。 草太を椅子に変えた理由ですが、草太は閉じ師であり、自分を封印する存在だから。そして鈴芽に対しては”要石の自分を解放し、ごはんも作ってくれる”優しい存在として『好き』と声を掛けています。また冒頭で鈴芽が『うちの子にならな～い』というセリフに対して本気で『鈴芽の子になる！』と答えていて、純粋無垢な性格でした。
可愛かったよぉ#ダイジン pic.twitter.com/NvXE4z26y5
— ふみ(1人目妊活) (@f_baby_h) November 11, 2022
また映画の冒頭ではダイジンが愛媛や神戸、東京の後ろ戸を開けていた敵のような印象を受けますが、終盤では鈴芽たちを後ろ戸に誘導していた”良いやつ(味方)”のような展開になっています。
ただダイジンは”草太を要石に変え封印し”鈴芽の飼い猫としての人生を歩みたかっただけであり、後ろ戸を先回りしていた理由は、そこにいけば草太と一緒に鈴芽も来てくれると考えたからなのではないでしょうか？
『すずめの戸締まり』ダイジンの正体は何者？サダイジンは元人間でダイジンは本当に神様だったのか考察！
ダイジンでガチ泣き
#すずめの戸締まり pic.twitter.com/9qkbo3bvAA— 令慈 (@lazie_rage) November 11, 2022
『すずめの戸締まり』でサダイジンは草太の祖父・羊朗との関係が匂わされ、正体は元人間で閉じ師をしていた人物なのでは？と考察されていますが・・・
個人的にダイジンの正体は何者については・・・”本当に神様”なのではないかと思いました。
ダイジンの正体が”人間”ではなく”神様”なのでは？と考える理由については
・人間が大量に死ぬことなんてどうでもいいと考えている
・自分の欲求に愚直で、元人間とは考えづらい
・道徳心がなく、元人間ぽさがない
サダイジンと比べて『道徳心』がなく、自分の欲求に対して愚直であるからと考察しました。
ダイジンの行動を振り返ると・・・邪魔な存在の草太を消しかけるような行動を取ったり、東京の後ろ戸では何百万人の人達に対して”死んじゃえ”と言ってしまうあたり・・・どう考えても元人間で閉じ師の家系の人物とは思えません。
また神様だから”人間の命”を優先しない傍若無人な考え方や姿勢を貫けるのではないかとも考えられるのではないでしょうか？
鈴芽は環さんに対してダイジンやサダイジンについて『神様のような存在』と説明していましたし、そのまんま神様なのかもしれません。
『すずめの戸締まり』ダイジンの正体は何者？ダイジンは子供の時に生贄で要石にされてしまった元人間なのか考察！
ぼろっぼろに泣いた 凄く良かった ダイジンと芹澤朋也めっちゃ好き pic.twitter.com/2H0IX2Vroj
— るー② (@rutu25twst) November 11, 2022
しかし、もしダイジンが元人間だった場合、サダイジンと比べると・・・年齢差を感じるキャラ設定ですよね。サダイジンはどこか達観している考えを持っていますが、ダイジンは子供のように純粋です。
そう考えるとダイジンは”子供の時に要石に変えられた”説も考えられるのではないでしょうか？そしてその背景には・・・
幼いころに生贄として要石にされた
ということが考えられます。そのため要石から解放された際の振る舞いが”ダイジン”と”サダイジン”とでは全く違いましたよね。
さらに新海作品と言えば・・・
新海誠さんの「天気の子」は古代ファンタジーにみられる、民話チックな物語ベースなのだと推測します。
「天気の巫女＝晴れ女」は「人柱」。
昔なら悲劇として伝えられるところだが、新海さんは主人公を通してヒロインを救ったのだ。
ヒロインを犠牲にするくらいならば、世界なんて変わってしまえと。— 水木レナ＠カクヨム＠なろう＠エブリスタ (@mizukirena) December 29, 2020
『君の名は。』では巫女や口噛み酒、『天気の子』では人柱など、少々ダークな演出がされています。そこを踏まえるとダイジンが子供の頃に無理やり生贄として要石にされたという説も考えられそうですね。
ダイジンにはどんなアナザーストーリーがあるのか？気になります。
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5分で読める『すずめの戸締まり』聖地や舞台のまとめ！
『すずめの戸締まり』ですが、今回のストーリーでは宮崎県～愛媛県～神戸～東京～宮城県と日本各地を巡っていきます。下のリンクから主人公・岩戸鈴芽が辿った道のりを時系列順にし、モデルになった聖地や舞台を50選としてまとめていきました！ぜひ参考にしてみてくださいね！
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映画後に原作小説を読むとより『すずめの戸締まり』について作品を味わうことができます。こちらもぜひ読んでみてくださいね！
