学校法人森友学園への国有地売却の経緯や関わった人物が記載された『赤木ファイル』が開示されたことで話題になっています。
赤木ファイルの作成者で亡くなった赤木俊夫さんの妻・雅子さんの手に渡り、今後どのような展開になっていくのか気になりますね。
また改ざんを指示した職員の個人名は黒塗りになっているとのこと。
今回は気になる赤木ファイルの黒塗りで隠された改ざん指示した職員の名前(個人名)は誰なのか?特定されているのか?調べていきました。
赤木ファイルが原告側の妻に開示された?

ついに赤木ファイルが開示され、学校法人森友学園への国有地売却に関わった人物の特定が始まりましたね。
学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、亡くなった同省近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=が改ざんの経緯などを記した文書「赤木ファイル」が22日、妻雅子さん(50)による大阪地裁での国家賠償請求訴訟の代理人弁護士事務所に届いた。
引用:JIJI.com
亡くなった赤木俊夫さんの妻・雅子さんは赤木ファイルを見るなり『夫の字です』とコメントをされていて、どんな気持ちだったのか・・・考えるだけで悲しくなります。
ちなみに赤木ファイルとは
森友学園問題に関する決裁文書の改ざんで自○に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員が改ざんの過程をまとめた文書
引用:KYODO
改ざんの内容や今までの経緯は518ページに渡り記されたものになっています。
そして改ざんを指示し関わった職員の名前は黒塗りにされていて、赤木俊夫さんの亡くなった原因に深く関わっています。
同省理財局と近畿財務局との間で送受信されたメールなどが含まれる。
代理人弁護士によると、近畿財務局が改ざんを指示した理財局に強く抵抗した様子が分かる内容。
一方、改ざんを指示した職員の個人名は黒塗りになっているという。
引用:JIJI.com
改ざんした職員は名前を公表し、真実を全国民に公開するべきですよね。
赤木ファイルの黒塗りで隠された改ざん指示した職員の名前(個人名)は誰?特定されている?

赤木ファイルに記載された黒塗り箇所の個人名(改ざん指示した職員名前)は誰なのか特定されているのでしょうか?
調べたところ残念ながら現段階で個人名は特定されていませんでした。
また麻生太郎財務相は22日の閣議後会見でこのような発表をされています。
「裁判所の訴訟指揮に従って我々としても真摯(しんし)、適切に対応している」としたうえで、開示に際しては黒塗りの範囲を最小限にとどめたことなどを強調した。
ただ黒塗りの範囲を最小限にしたところで真実を公開しなければ意味がありませんよね。
捕まっていない犯人が自ら犯罪の証拠を出すか?
特捜とかがガサ入れしない限りなんの証拠も出ないだろう。
世間からのコメントにあるように今さら『赤木ファイル』を公開したところで捕まっていない犯人が自ら犯罪の証拠を出すのか?
疑問しかありませんよね。
赤木ファイルの黒塗りされた画像がある?
赤木ファイルの黒塗りされた画像はあるのか気になりました。
調べてみると重要ではない箇所の一部が画像として公開されているようです。
— 魯肉飯 (@8ISzFmQLoe8ee1i) June 22, 2021
ページ数は518ページと膨大な量ですよね。
なぜそんなファイルを作らせたのかも気になるところですよね。
— 魯肉飯 (@8ISzFmQLoe8ee1i) June 22, 2021
黒塗り部分は全く見えないようになっていますね。
これだと特定は難しそうです。
赤木ファイルを踏まえた省内の再調査に関しては「財務省としては2018年に調査結果をとりまとめ、関与した職員に厳正な処分を行った」と指摘。
「調査を尽くした結果を示したものであり、再調査を行うことを考えているわけではない」と否定的な見解を示した。
隠密に処分するよりやはり全面開示にするべきですね。