『すずめの戸締まり』でストーリーの重要なキーポイントとなる『要石』や『ミミズ』の正体が気になりました。原作ストーリーや映画をみただけでは理解できない部分もありますよね。
また『要石』や『ミミズ』のモデルになったモデルも存在するとの噂もあるようで・・・
今回は気になる『要石』や『ミミズ』の正体は何なのか?に迫って調査していきました!
『すずめの戸締まり』要石とは何?元ネタ(モデル)は茨城県の鹿島神宮にある要石なのか調査!
猫ぉぉぉぉ!👁️🗨️👁️🗨️#すずめの戸締まり#ダイジン pic.twitter.com/pvb1OWmAmE
— シラス(*ˊᵕˋ*)੭🔥🔥🔥 (@Shirashhu) September 29, 2022
『すずめの戸締まり』の物語の元凶となっている『要石』とは一体どんなモノなのでしょうか?『すずめの戸締まり』のストーリーで『要石』は2つ登場しており
・西の要石
⇒九州の宮崎にある廃墟であるリゾート施設にった
⇒主人公の鈴芽が抜いてしまったことで全国にミミズが発生
⇒ダイジンとなって日本列島を北上
・東の要石
⇒東京皇居の地下深くにある城跡跡地にあった
⇒100年前の関東大震災のミミズを沈めた要石
⇒サダイジンの姿に変化した
1つは白い猫の姿のダイジン・そしてもう一つは黒い猫のサダイジンの姿として登場しています。
すずめの新予告、かれこれもう数十回観てるんやけど…観る度にダイジン(?)のキャラが予想と165度くらい違ってて「だいじん…?ダイジン…??」ってなってる🐱 pic.twitter.com/d4VCyiW15p
— なりきゃん (@wettissuemuseum) September 29, 2022
そしてこの『要石』はミミズを封印するために必要不可欠となります。
確かにミミズは『後ろ戸を戸締り』することで封印し続けることは可能です。しかし数百年に1度、巨大な災害の際は後ろ戸だけでは抑えることができず、その為2つの要石が必要となるようです。
草太が持っていた『閉ジ師秘伝ノ抄』という古い書物には、、山から噴き出した炎が集落を飲み込もうとしている描写があり、『すずめの戸締まり』で描かれている『災い』は昔からあったことが分かります。
また書物には龍の絵図も描かれており、その龍の頭と尾のそれぞれに巨大な剣が刺さっており、この刺さっている剣こそが要石であると考えられます。
要石は時代ごとに場所を変えており、その理由は”人の認識が変われば地形も変わり、それによって要石が必要とする場所も変わるから”ということ。そのため、要石を必要とする場所も変わり、時代ごとに適切な場所に、要石を祀る必要があるということですね
そしてこの要石ですが・・・なんと現代の日本にあるのでは??と元ネタがあったことが示唆されています。その要石のモデルになったのがこちら↓
「鹿島神宮の宝」その5「鯰絵とは?」
幕末、ペリーが来航した頃、安政2年(1855)の大地震直後に江戸で作成・販売された多色刷り版画です。鹿島の神・要石・鯰の図柄が多いので鯰絵と呼ばれます。鯰が地震を起こすが、普段は鹿島の神が要石で抑えているという俗信から始まっています。#鹿島神宮#茨城 pic.twitter.com/jGBVcWbYP6— 茨城県立歴史館 (@Ibaraki_rekishi) April 25, 2020
調べてみると地震(ミミズ)を沈める要石は全国の神社にいくつも存在していました。その中で最も有名なのが茨城県にある鹿島神宮の要石です!実際の画像はこちら!
これが要石
地震を起こす鯰を押さえつけると信じられてきた
1枚目が香取神宮、2枚目が鹿島神宮のもの
鹿島の要石は大地の最深部(金輪際)から、日本を繋ぎ止める柱であると言い伝えられている pic.twitter.com/pBr3ApQMIm— 切り絵道⛩folklore (@kirie_folklore) February 13, 2021
ちなみにその他にもこちらの県の神社に要石があるようです。
要石(かなめいし)は、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、千葉県香取市の香取神宮、三重県伊賀市の大村神社、宮城県加美町の鹿島神社に存在し、地震を鎮めているとされる、大部分が地中に埋まった霊石
聖地巡礼になるかはわかりませんが、要石を見たいという方は都内であれば茨城県の『鹿島神宮』や千葉県の『香取神宮』でみることができますよ。
ちなみに茨城県の『鹿島神宮』は大きな神社でご利益やパワースポットとしても人気の場所でした。
ダイジンやサダイジンのような要石ではありませんが、ご利益で訪れるのもありですね~
『すずめの戸締まり』ミミズの正体は何?草太の一族と鈴芽にしか見えない理由を調査!
映画内での1シーン(1分頃)
グーグルマップでのストリートビュー
9/29時点でのほぼ同アングル視点
をお送りします。#すずめの戸締まり https://t.co/p6994sgyBR pic.twitter.com/TKk8XMGnWI
— 九四オレンジフェリー(公式) (@94orangeferry) September 29, 2022
また前述でも触れましたが『ミミズ』の正体についてもまとめていきます!ミミズの正体ですがこちらは物語で『日本列島の下をうごめく巨大な力。目的も意志もなく、歪が溜まれば吹き出し、ただ暴れ土地を揺るがす』と説明されています。
簡単に説明すると・・・
<ミミズの正体>
・常世を住みかにしている邪悪な存在
・後ろ戸から現世に出てくる
・簡単に言えば大災害そのもの
・地震や災害をもたらす災いなモノ
災害を起こす元凶であることが分かります。またミミズは物語で『関東大震災』や『東日本大震災』にも関係しているとされています。
またミミズは普通の人の目には映らず、姿をみることができません。見ることができるのは閉じ師の家系である草太の一族と主人公・鈴芽のみとされています。
鈴芽(すずめ)がミミズを見ることができた理由は、4才の時に東日本大震災で亡くなった母親を探した際に偶然にも後ろ戸から常世に迷い込んだ経験があるからです。
そのことから『ミミズを見る条件』は『常世の存在を知っているor入った経験がある』というのが必須なのではないでしょうか?草太は過去に常世に迷いこんだ描写がないため遺伝的な条件もあるかもしれません。
ちなみに『ミミズ』ですが、先ほどの要石で触れた鹿島神宮のナマズのような生き物に似ていますよね。
『鹿島神宮』 要石
要石が地中で暴れる大鯰を押さえてるという話が一般的だが、鯰が地震を起こすとなったのは、江戸時代以降らしい。鎌倉時代には地震蟲(むし)の絵が残っています。10本足の「むし」だそうだが、何だかよく分からない絵です。 pic.twitter.com/jlqmbf3QBR— KJ (@cool_japan1016) September 13, 2015
鹿島神宮の大鯰(大ナマズ)伝説は江戸時代ごろに広まったもので、それ以前は『地震蟲(むし)』が地震を起こしていたとされていたようです。もしかしたら新海誠監督は大鯰や要石の伝説を知ってインスピレーションを得たというのも・・・考えられるかもしれませんね。
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5分で読める『すずめの戸締まり』聖地や舞台のまとめ!
『すずめの戸締まり』ですが、今回のストーリーでは宮崎県~愛媛県~神戸~東京~宮城県と日本各地を巡っていきます。下のリンクから主人公・岩戸鈴芽が辿った道のりを時系列順にし、モデルになった聖地や舞台を50選としてまとめていきました!ぜひ参考にしてみてくださいね!
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