2022年11月11日に公開される新海誠監督の作品『すずめの戸締まり』で個人的に主人公の岩戸鈴芽は4才で死んでいたのでは?という裏設定的な考察ができます。
その理由は『常世』は死者にしか入ることができない、現世で生きる人間には入ることができないという説明があり、4才の時に常世に入った鈴芽はすでに死亡していたのでは?と考えることができます。
そこで今回は気になる『すずめの戸締まり』の裏設定として鈴芽は4才の時にすでに死亡していたのか?調査していきました!
『すずめの戸締まり』主人公・岩戸鈴芽は4才で死んでいる説は本当?常世は死者の世界なのか調査!
#すずめの戸締まり
新海誠監督、ここ最近の作品で既に片鱗を見せていたけど、遂にあれを持ってきたか..テーマが想像を遥かに超えるほど重すぎるので正直言って何度も気軽に鑑賞しようとは思えないけど、この作品のメッセージは痛いほど伝わったし、これは彼が日本へ送る最大で最高の鎮魂歌だと思う.. pic.twitter.com/rq5hUee3Tp
— Mr.T (@Taylor143always) November 7, 2022
2022年11月11日に公開される新海誠監督の作品『すずめの戸締まり』で個人的に主人公の岩戸鈴芽は4才で死んでいたのでは?と考察しました。
ただ個人的に『すずめの戸締まり』のストーリーを読み、理解できない部分があり、それは
4才の鈴芽はどうやって常世から生還できたのか?
鈴芽は4才の時に宮城県で『東日本大震災』に遭遇し、母親を亡くされています。そして死んだ母親を探している途中に扉の向こうの『常世』に迷い込んだことで、普通の人には見えない『ミミズ』や『常世』を見ることができます。
そして迷い込んだ『常世』で13年後の17歳の大人になった鈴芽と出会い、『母親は亡くなったこと』を諭され、現世に戻されます。
しかし草太の『常世』の説明によると・・・
<常世>とは
・死者の赴く場所
・現世に生きる人間が入れない場所
・行ってはいけない場所
と説明があります。この段階で違和感を感じる人なら分かると思いますが、閉じ師ではない鈴芽が『常世』に入り、生還していること時点で矛盾があり、『4才の時に鈴芽が死んでいた』という説はあながち有力的な説ではないかと考えられます。
そして4才の時に『常世』に入れた鈴芽はなぜ、『常世』に入れて生還できたのか?は原作にも映画でも説明がされていません。
「すずめの戸締り」の宗像草太さんが
大変好みのビジュアルでして〜〜〜
しかも声は松村北斗くんなので完璧ですね。
これは気になるな(┣¨単純) pic.twitter.com/tcR8CJ40yy— 頭文字 (@m0n__cheri) November 4, 2022
また鈴芽に『常世』の説明をする神戸の廃墟シーンでは草太が『君が(常世)に入れなくて良かった。入れなくて当然なんだ』と語り、”なぜだか少しだけ悲しげに聞こえる声で、神戸の街を見下ろした草太が言う”という原作文章があります。
ここで、なぜ草太は悲しそうな顔をしたのか?気になりますよね。
これは個人的に”鈴芽はすでに死んでいて”遠回しに草太が『鈴芽は生きていない』と諭しているようにも感じます。そして自分が死んだことにきづいていない『鈴芽』に気を遣っているとも読み取れるシーンなのではないでしょうか?深読みすぎますが・・・・(笑)
また『常世』にはもう一つ大きな謎が隠されています。
『すずめの戸締まり』主人公・岩戸鈴芽は4才で死んでいる説は本当?物語の『戸締り』は全て鈴芽の夢?それとも現実の出来事なのか調査!
頭の片隅の記憶が一気にフラッシュバックするみたいな、一度自分も常世に足を踏み入れてしまったかのような
今まで宙に浮いたまんまだったけどこれによって救われる感情みたいなものが、この世にはたくさんある気がした
出会えてよかった#すずめの戸締まり #すずめ行ってきます pic.twitter.com/0LTHTALgAx— にナ (@27rrative) October 25, 2022
『すずめの戸締まり』の主人公・鈴芽が4才の時に死んでいる説を考察(妄想)してきましたが、ストーリーでは草太をはじめとして叔母の環、愛媛の千果、神戸のルミさん、などなど鈴芽は多くの人たちと『戸締りの旅』で関わっています。
もし死んでいる鈴芽ならば、草太も環も千果もルミさんも全員、同じ亡くなっている状態もしくは、霊感が強いとかじゃないと関わることができません。
そう考えると4才で死んでいた鈴芽の説の考察は簡単に道理からは外れてしまいますね。
道理を通すなら主人公『鈴芽の夢物語』とかならファンタジーで何でもあり泣きはしますが・・・。
ただ個人的にもう一つ、『常世』に対して違和感を感じるシーンがあります。それは草太を助けるために鈴芽が宮城県の4才の時に入った『常世』に向かうシーンなのですが・・・
17歳の鈴芽が4才の鈴芽に出会い、成長した鈴芽が幼い鈴芽に対して『母親は亡くなったから・・・』と諭すシーン
このシーンでは死者の世界で『4才の鈴芽』と『17歳の鈴芽』が出会うというタイムリープ現象が起きています。
ここにも違和感というか、大きな謎があり、草太の『常世』の説明である『死者の世界』『生きている人間には入れない』以外にも時間軸もめちゃくちゃという設定も加わっていますよね。
そして個人的にこのシーン解釈として『4才で死んだ鈴芽』の魂が成仏しきれず常世で迷い続け、違う時間軸の『17歳の鈴芽』が常世にいる『4才の鈴芽』の魂を成仏しにいく。という裏設定があるのでは。。なんて考察しました。
『すずめの戸締まり』は成仏しきれなかった4才の鈴芽をタイムリープした17歳の鈴芽が昔入った『扉の向こう』である『常世(時間軸)』で過去の自分を探す物語。
そして成仏させることで自分の人生を終わらせるという裏設定的な意味があるのではないでしょうか?
そう考えると『すずめの戸締まり』のタイトルの意味は『自分』の『人生(扉)』を『締める』という意味としても考えられますね。
また草太は閉じ師という霊媒師か何かだったのではないかとも考えられます。
新海誠作品は説明できないファンタジー要素もあって、色々妄想しながら考察してみると意外と楽しいですよね。個人的な考察となりますが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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5分で読める『すずめの戸締まり』聖地や舞台のまとめ!
『すずめの戸締まり』ですが、今回のストーリーでは宮崎県~愛媛県~神戸~東京~宮城県と日本各地を巡っていきます。下のリンクから主人公・岩戸鈴芽が辿った道のりを時系列順にし、モデルになった聖地や舞台を50選としてまとめていきました!ぜひ参考にしてみてくださいね!
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