スパイファミリーの敵やラスボスなのではと考えられるドノバンデスモンドについて考察していきました。ドノバンは東国と西国の平和を脅かす危険性のある人物としてロイドが接触を試みている人物ですが、ただ野望や目的といった真相は現在も謎で、敵なのかどうかも実のところ分かっていません。
そこで今回はそんなドノバンデスモンドについて!敵or味方どっちなのか?またミスリードで真の悪役は別にいるのか調査していきました!
スパイファミリー国家統一党総裁ドノバンデスモンドは敵or味方どっち?悪役ボスと決まったわけではない!?
スパイファミリー第7巻でようやくミッションの目的であるドノバンデスモンドとロイドの初接触が叶いましたね。ただ接触できたものの、ドノバンの謎は深まるばかり・・・。
<ドノバンデスモンドの概要>
- 国家統一党の総裁
- ダミアンとデミトリアスの父親
- ロイドのスパイ調査の対象人物
- デスモンドグループを経営している
- 東国と西国の平和を脅かす危険性のある人物
- どんな思想や考えを持ち行動しているのかまだ謎
ロイドとの初接触のシーンですがドノバンはニッコリ笑顔を向けたかと思えば、息子ダミアンの駄々をこね始めると大きなため息をつくなど、情緒不安定な印象もありますよね。そして人間の精神について熟知している百戦錬磨のスパイ・ロイドからしても『掴みどころのない男』と言わしめる人物でした。
まだまだ謎の要素が多く残りますね。スパイファミリーでは敵役でラスボス感がありますが、現状の調査では『東西平和の危険を脅かす人物の可能性が高い』だけで真の目的や実現しようとしている野望は不明。それだけに敵なのか?味方なのか?も実は分かっていません。
今回はそんなドノバンデスモンドは敵or味方どっちなのか考察していきました!
ロイドが偽装家族を築き、追っているドノバンデスモンドですが、前述の通り8巻現在までに敵であるかどうかの真意はわかっていません。ドノバンが悪なのかについて言及されている部分をまとめるとこちら!
- 国家統一党総裁で危険な思想を持っている可能性がある
- →あくまで可能性であり、引きこもりで接触できないのになぜ危ないと突き止めているのかは不明
- 3巻にてハンドラーさんから『デスモンドの周りのいくつかの企業で怪しい金の動きが増えてきた』と告げられている
- →ただこれも敵なのか真意は不明
このようにすべてが可能性であり、真意はいまのところ掴めていません。まだドノバンは引きこもりで警戒心が強いことから全く姿を現さず、自宅に引きこもっているのかと思っていましたが、ダミアンが自宅に電話をかけた際には父親は不在と告げられていました。そのことからデスモンドグループの会社に常に引きこもっているのではないでしょうか。
またデスモンドグループがどんな会社なのかも明かされおらず、ベッキーの両親である大手軍事企業のブラックベルとはビジネスパートナーであること。またクラスメイトのジョージの親の会社である『グルーマン製薬』を買収したことを考えると、かなり規模の大きな会社であることは間違いなさそうです。
スパイファミリー国家統一党総裁ドノバンデスモンドはミスリード説浮上?真の敵である悪役は別にいるのか調査!
そんなドノバンデスモンドに対して敵であるような描かれ方をされているだけで、本当は別に悪の親玉がいて、ドノバンはミスリードなのではという説も浮上しています。
その理由として第7巻のロイドとの初接触の際に、息子ダミアンの頑張りをちゃんと認め、そして評価するシーンがありましたよね。そこから敵役のイメージが強かったドノバンに対してファンからは
このように敵なのかさらに分からなくなる描写もあり、ミスリード説が浮上した模様!たしかに息子であるダミアンはガキ大将的な性格ではありますが、曲がったことは嫌いな性格ですし、長男のデミトリアスは”皇帝の学徒(インペリアルスカラー)”で優秀な生徒です。そう考えると家庭環境はそこまで悪いとは考えられませんよね。
また個人的に第6巻で絵画”日向の貴婦人”の回では、絵の中に東西の機密が記された”ザカリス文章”があるとされていて、地下テニス大会でロイドとフィオナ(とばり)が熾烈な敵との試合を繰り広げますが、最終的にゲットしたザカリス文章に東西の機密文章は記されておらず、若い女優のブロマイドだったというオチもありましたよね。
こんな感じでドノバンも敵ではなくただのミスリードであり、壮大なオチだったというパターンもスパイファミリーがコメディなので考えられそうです。
ドノバンがミスリードだった場合、真の悪役は他にいる可能性もあり得ますよね。またスパイ系の作品ではお馴染みの2重スパイの設定キャラも登場していませんし。今後のストーリーが楽しみですね!