スパイファミリーの敵やラスボスなのではと考えられるドノバンデスモンドについて考察していきました。ドノバンは東国と西国の平和を脅かす危険性のある人物としてロイドが接触を試みている人物ですが、ただ野望や目的といった真相は現在も謎で、敵なのかどうかも実のところ分かっていません。
そこで今回はそんなドノバンデスモンドについて!正体は一体何者なのか?深く考察していきました!
スパイファミリー国家統一党総裁ドノバンデスモンドの正体は一体何者?頭の傷から元軍人なのか考察!
スパイファミリー第7巻でようやくドノバンデスモンドとロイドの初接触が叶いましたね。
<ドノバンデスモンドの概要>
- 国家統一党の総裁
- ダミアンとデミトリアスの父親
- ロイドのスパイ調査の対象人物
- 東国と西国の平和を脅かす危険性のある人物
- どんな思想や考えを持ち行動しているのかまだ謎
ロイドとの初接触のシーンですがドノバンはニッコリ笑顔を向けたかと思えば、息子ダミアンの駄々をこね始めると大きなため息をつくなど、情緒不安定な印象もありますよね。そして人の精神について熟知している百戦錬磨のスパイ・ロイドからしても『掴みどころのない男』と言わしめる人物でした。
まだまだ謎の要素が多く残りますね。スパイファミリーでは敵役でラスボス感がありますが、現状の調査では『東西平和の危険を脅かす人物の可能性が高い』だけで真の目的や実現しようとしている野望は不明。それだけに敵なのか?味方なのか?も実は分かっていません。
今回はそんなドノバンデスモンドは一体何者なのか正体に迫っていきたいと思います!
個人的にドノバンデスモンドは元軍人で、戦争で戦場の最前線で戦っていた人物なのではないかと思います。その理由として頭部をよく見ると左右に縫い傷らしき跡があります。これはおそらく戦争でつけられた傷なのではないかと考えました。スパイファミリー5巻巻末にてボンドに噛み千切られたペンギンのぬいぐるみを直したロイドはアーニャに対して
『傷は戦士の勲章だ』
『エージェントペンギンは平和を守る戦いで名誉の負傷をしたのだ』
と語るシーンがありますよね。この時代では大きな傷跡は戦争によって負った傷跡の可能性が高いと考えられます。また7巻でドノバンは『人と人は結局、永遠に分かり合えん』という言葉も過去に起きた経験や出来事から発せられた言葉で、何かしら東国と西国での揉め事を経験しているとしか思えませんよね。
そこを考えるとドノバンは東国の元軍人であり、戦争最前線で戦い、東国と西国の分かり合えない現実を見てきたとも捉えられるのではないでしょうか。そして現在の東西冷戦状態において一石を投じる人物なのかもしれません。
スパイファミリー国家統一党総裁ドノバンデスモンドの正体は一体何者?頭の傷から人体実験の模型で超能力が使える説を考察!
また個人的な妄想になってしまうんですが、ドノバンデスモンドは人体実験の模型だった可能性もあるのではないかと思います。
ドノバンの頭の縫い傷をよ~~く見てみると、両側に水平に一直線の傷がついていますよね。この傷は後頭部側まで続いていて、長い一直線の傷であると思います。そしてこの傷は『ナイフ』や『銃』ではつくことない真っ直ぐな一直線であり、意図的に誰かに切られた傷と考えられます。そうした場合、考えられるのは手術行為であり、メスで一直線に頭部を切り開き、頭をガバっとあけて、何かしらした後、再度縫った縫い傷なのではと考えました。
その『なにかしら手術を受けた』を考察した場合、考えられるのはボンドやアーニャが受けたような人体実験をドノバンも受けていたのではないでしょうか。
7巻でロイドとドノバンが初接触に成功した際、ドノバンの『人と人は結局、永遠に分かり合えん』という言葉に対しロイドは『分かります!』と肯定し、『うちのアーニャも意味不明なところが多くて‥‥』と返答していたり、『掴みどころのない男』と評したように、アーニャ同様にドノバンも謎が多く、そして理解できない部分を感じていいます。そして会話や表情を見ていると、ニッコリ笑ったかと思えば、大きなため息、そして再度ニッコリしたかと思えば、冷めたような顔・・・と表情がここまでコロコロ変わるのに違和感しか感じませんよね。
これは意図的にロイドに心の内を悟られないようにするためであり、アーニャのように心を読む力があり、事前のロイドの腹の内を知っていたという可能性もありますよね。
またボンドのように予知能力に似た力もありそうですよね。ドノバンはダミアンにわざわざ会いに来たことを『ほんのきまぐれだ。気にするな』という発言もありますが、これも深く読み取れば、意図して訪れたとも読み取れ、予知してその場に行く必要があったとも考えられます。
ただの妄想でしかありませんが、ドノバンの頭の傷はいずれ何かで触れられる伏線的内容だと思います。個人の考察を最後まで読んで頂きありがとうございます。